2013年11月9日

2000馬力 1968ダッジチャージャー


SEMAショーのDynomaxエキゾーストのブースにとんでもない車がひっそりと展示されていた。
それは1968年式のダッジチャージャーでNelsonスーパーカーズが"MAXIMUS"というネーミングの元で製作したモンスターマシーン。  ツインターボ、ツインインタークーラー、9.4リッタークライスラーHEMIを搭載していながら、デイリードライビングも可能なストリートマシン。
搭載された切り替えスイッチにより116オクタン以上のレースガスを使用すれば2000HPを作り出す新しいコンピュータマップに変更し、二元式燃料EFIシステムを作動させる。

 
 
この主要なコンポーネントの多くは、ソリッドアルミブロックからCNCでのワンオフ製作され、
燃料タンク、エンジンブロック、、ターボ、バルブカバーもそれに含まれる。またインテイクに装着されるスロットルボディは見えないようになっており、同様に過給機もすべてそのインテイク本体内部に配置される徹底ぶり。これはネルソン氏の美観にこだわったデザインによるもの。車体はベアの状態でネルソン氏のメタルクラフティング能力を証明するために鋼を磨いたままのさらの状態。
また車幅も6インチ広げた。
 
 
 
それはフロアパン、バンパー、フェンダー、クォーターパネル等全てに及ぶ。このボディーワークだけに費やした時間は1500時間とのこと。フレームレールとリアの4リンクサスペンションも完全にカスタムしたとのこと。四輪全てにコイルオーバーシステムによって減衰能力も高められている。
基本的に、この1968チャージャーは外見こそ60年代のマッスルカーだが、パワートレインは現代的なスーパーカー以上となっている。


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